アメックス「メンバーシップ・リワード・プラス」でポイントを賢く活用!

メンバーシップ・リワードプラスでポイントを賢く活用!

 

はじめに|アメックス・メンバーシップ・リワードプラスとは?

 

AMEX(アメックス)には、『メンバーシップ・リワード・プラス』と呼ばれるオプションプログラムがあります。

 

このプログラムは(アメックスカードで貯めた)ポイントの換算レートを高めるほか、ポイントの有効期限が無期限になる等、メリットが大きなサービスです。本記事では、アメックス『メンバーシップ・リワード・プラス』の内容や特徴、受けられる特典について徹底解説しましょう!

 

アメックス・メンバーシップ・リワードプラスの概要

 

AMEX(アメックス)には、ポイントプログラム『メンバーシップ・リワード』があり、アメックスのカード利用「100円=1P分」のポイントが貯まります。

 

AMEX(アメックス)で貯まったポイントを120%有効活用する方法!

 

またアメックスには、ポイント還元率がアップするお得なサービスがあります。それが『メンバーシップ・リワード・プラス』と呼ばれるオプションプログラムです。

メンバーシップ・リワードプラスでポイントを賢く活用!

 

メンバーシップ・リワード・プラスを利用するには、年会費3,000円(+税)が必要ですが、ポイントの換算レートが通常の1.5倍〜3倍以上にまでアップし、有効期限(通常3年)が無期限になるなど『お得度の高いサービス』として人気です!

 

また、
アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラー・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナカード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
センチュリオン・カード
の四枚は、メンバーシップ・リワード・プラスが自動登録となり、年会費無料で利用できます。

 

以下に、各カード毎のメンバーシップ・リワード・プラス料金をまとめてみました。
メンバーシップ・リワード・プラスの年会費
メンバーシップ・リワード・プラスが「年会費無料」で使えるアメリカン・エキスプレス・スカイトラベラー・カードは、ボーナスマイルが付与されるなど渡航機会が多い方に人気のカードです。

 

このほか、アメックスプラチナ、センチュリオンなど、上位カードになれば、受けられる特典が多くなる(例:提携店の優待サービス等)はもちろん、メンバーシップ・リワード・プラスの年会費まで無料になるのはうれしい特典ですね!

メンバーシップ・リワード・プラスに加入すると、ポイント価値がアップ!

 

メンバーシップ・リワード・プラスは、マイルのポイント価値を1.5〜2.5倍にまで高めてくれます。

 

以下に、メンバーシップ・リワード(通常ポイント)と、メンバーシップ・リワード・プラスの「ポイント還元率」を比較してみました。
メンバーシップ・リワード・プラスポイント交換比率

 

このように、年3,000円(+税)のメンバーシップ・リワード・プラスに登録をすれば、マイルや旅行代金の支払い、他ポイントへの還元率が『1.5倍〜2.5倍』にまでアップするので大変お得です。

 

また、アメックスの提携マイレージは15社あります。
アメックス提携航空会社・マイレージ15社

 

JALと直接提携をしていないのですが、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンエアーは同じ「ワンワールド」に属しているので、一旦同じワンワールド系のマイルに移行し、JALマイルに交換をするという方法も可能です。

 

アメックスで貯めたポイントをマイルに移行すれば、特典航空券との引き換えや、座席アップグレードに利用できます。マイルを使って無料で海外旅行を楽しむのも良いですね♪ 各マイレージの還元率は、次項で詳しく解説しましょう。

メンバーシップ・リワード・プラスは、ANAマイルが貯めやすい!

メンバーシップ・リワード・プラスに未加入の場合「マイルの移行レート」は、2,000P ⇒ 1,000マイル(還元率0.5%)となります。

 

しかし、アメックスのメンバーシップ・リワード・プラスに登録をすると、マイレージ還元率が0.8%〜1.0%(最大2倍)にまでアップするので、マイルがより速く貯まる仕組みです。

メンバーシップ・リワードプラスでポイントを賢く活用!

 

メンバーシップ・リワード・プラスを利用した場合、特に還元率が良いのは「ANAマイレージ」です。

 

他社マイルが還元レート0.8%なのに対し、ANAマイルは1.0%のレートでマイル移行できます

 

メンバーシップ・リワード・プラスのマイル還元率

 

ANAと「ANA以外のマイル」の還元レートを見てみましょう。
ANAと他社マイルへの還元レート

 

このように、メンバーシップ・リワード・プラスに加入すれば、より高い還元率で交換できます。また、ANAマイルの方が(ANA以外のマイルよりも)0.2%マイル還元率が高くなっています。

メンバーシップ・リワード・プラスのキャッシュバック還元率

 

アメックスで貯まったポイントは、各種キャッシュバックにも利用できます。例えばカード請求額への充当、ホテルや旅行代金の支払い、アメックス提携店舗でのお買い物が「ポイントで支払い」できるのです。

 

また、メンバーシップ・リワード・プラスを申し込めば、キャッシュバック(=カード利用代金への充当)還元率もアップします。

 

以下に、リワードプラス未加入と加入後で「キャッシュバック還元率」がどのくらい違うのか比較してみました。
リワード・プラスのキャッシュバック還元率の比較

 

上の表からも分かるように、メンバーシップ・リワード・プラス加入後のキャッシュバック還元率は、2倍〜3.3倍にまで大幅にアップしています。

メンバーシップ・リワード・プラスの共通ポイント還元率

 

アメックスで貯めたポイントは、楽天スーパーポイント、Tポイント、SPGスターポイントなど、他社共通ポイントに交換できます。

 

また、メンバーシップ・リワード・プラスに加入すれば、交換レートも大幅にアップするのでお得です。以下に「共通ポイント還元率」をリワードプラス未加入と加入後で比較してみました。

 

メンバーシップ・リワード・プラス加入時のポイント還元上昇分

 

他社ポイントをお使いの方も、メンバーシップ・リワード・プラスを活用し、よりお得にポイントを貯めてくださいね!

【メモ】ANAマイルの移行には、別途プログラムの加入が必要!

実は、ANA以外のマイレージは『手数料無料』で移行できます。しかし、ANAマイルへの移行には、別途「メンバーシップ・リワードANAコース」に申し込む必要があります。

 

メンバーシップ・リワードANAコースの年会費は5,000円(+税)で、前述のリワードプラスと合算した場合「年8,000円+税」の費用が掛かります。

 

もし「ANAマイルを貯める目的」だけでアメックスを取得するなら、ANAアメックスゴールドをおすすめします。なぜなら、ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはメンバーシップ・リワードANAコースが無料になるからです。

 

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

 

アメックスでは、ANAアメックスカード、ANAアメックスゴールドカード、ANAアメックスプレミアムカードと、三種類の『ANA系カード』を発行しているのですが(この中で)ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードと、ANAアメックスプレミアムカードだけは、手数料無料でANAマイルへと移行できます

 

※ ただし、ANAアメックスプレミアムカードはインビテーション(招待制)なので、直接申し込みはできません。他のカード(※ ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード等)で利用実績を積んで、インビテーションが来るのを待ちましょう。

リワードプラスの登録方法

メンバーシップ・リワード・プラスを登録するには、はじめに『オンライン・サービス』を登録する必要があります。

 

オンラインサービス未登録の方は、アメックスの公式サイト内オンラインサービスの登録手続きから進めてください。

 

アメックス・オンラインサービスの登録方法

 

まず、カード番号とカードのセキュリティコード(4桁)を入力し、ユーザーIDとパスワードを設定しましょう。

 

この後、生年月日と電話用暗証番号の設定、Eメールアドレスを入力すれば、オンラインサービスの登録は完了です。

メンバーシップ・リワードプラスでポイントを賢く活用!

 

メンバーシップ・リワード・プラスの登録方法

 

オンラインサービスの登録ができたら、会員ページにログインし「プログラムについて」の項目から『メンバーシップ・リワード・プラスへの登録』と書かれた部分をクリックします。

 

次に、画面上に表示された、カード会員名、メンバーシップ・リワード参照番号を確認したら、PCのメールアドレスを入力しましょう。そして『メンバーシップ・リワード・プラスの登録を希望します』と書かれたチェックボックスを選択します。

 

これで、メンバーシップ・リワード・プラスの申し込みは完了です。このほか、アメックスの無料スマートフォン専用アプリ(iPhone/Android)からもメンバーシップ・リワード・プラスが登録・利用できます。

 

登録完了には1週間前後の時間が掛かるので、後はアメックスからの連絡(メール)を待ちましょう。登録完了後は、オンライン上またはスマートフォン専用アプリから操作可能です。

メンバーシップ・リワード・プラス対応カード

最後に、メンバーシップ・リワード・プラスに対応したAMEX(アメックス)カードをご紹介したいと思います。

メンバーシップ・リワードプラスでポイントを賢く活用!

 

メンバーシップ・リワード・プラスに登録できるカードは、以下の8種類です。
メンバーシップ・リワード・プラス対応カード

 

1~8番のうち、メンバーシップ・リワード・プラスの年会費が無料になるのは、
6番のアメリカン・エキスプレス・プラチナカード
7番のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカード
8番のセンチュリオン・カードです。

 

アメックス(エアライン系)|リワードプラス対応カード

 

アメックスが発行する「エアライン系カード」の中にも、メンバーシップ・リワード・プラスに登録できるものが5枚あります。
アメックス・リワードプラス対応カード2

 

この中で、メンバーシップ・リワード・プラスが自動付帯(=リワードプラス無料)しているカードは、13番のアメリカン・エキスプレス・スカイトラベラー・カードです。

 

マイルの移行手数料|ANAマイルは、一部カードを除き手数料が掛かるので注意!

 

【ANA】 
10番のANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは(ANAマイルの)移行手数料が無料です。
ただし、9番のANA アメリカン・エキスプレス・カードをはじめ、他のアメックスカードはすべて、ANAマイル移行に手数料が発生します。

 

ANAマイルを貯める場合には『ANAマイレージクラブ』への登録が必要で、年会費5,000円(+税)が発生するので注意しましょう。

 

【デルタ航空】 
11番の デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードは、デルタ航空の「シルバーメダリオン」が適用されます。

 

また12番のデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには、デルタ航空の上級会員資格「ゴールドメダリオン」が適用され、それぞれデルタの会員特典(優先搭乗、座席のアップグレード無料等)が受けられます。

 

どちらのカードも、搭乗ボーナスや区間マイルが付与されるなど、デルタマイルが貯まりやすいのが特徴です。

 

【その他、アメックス提携マイル】 

 

13番のアメリカン・エキスプレス・スカイトラベラー・カードは、アメックスの提携マイレージの中から、好きなマイルが貯められるカードです。また、リワードプラスが自動付帯しています。

 

ただし(他のカード同様)ANAマイルの移行には、年5,000円(+税)掛かるので注意しましょう。

 

 

メンバーシップ・リワード・プラスに登録できないカード

 

アメックス発行カードの中で、以下のカードはメンバーシップ・リワード・プラスに登録できません。
メンバーシップ・リワード・プラス非対応カード

 

この二枚については、オプションプログラム『メンバーシップ・リワード・プラス』は利用できないので注意しましょう。

まとめ|メンバーシップ・リワード・プラスで、ポイントプログラムがもっとお得に!

メンバーシップ・リワード・プラスは、アメックスで貯まったポイント価値を高めてくれるお得なオプションプログラムでした。

 

最後に、メンバーシップ・リワード・プラスの内容をまとめておきます。
メンバーシップ・リワード・プラスのメリットまとめ

 

みなさんも、メンバーシップ・リワード・プラスの仕組みを知って、よりお得にアメックスのポイントプログラムを活用してくださいね!


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